Swiss Side Hadron

新しいホイールを検討したとき、初めは、Zipp NSW 808 Tubelssが欲しかった。82mmのデンプル付きディープリム、インナーリムも19mmと太く、クラッチ付きのCognitionハブ。とても魅力的でした。が、ペアで30万円後半は厳しくなんども検討しましたが踏ん切ることができませんでした。もし、Canyon Speedmax CF SLX 9.0がZipp NSW 858ではなく、この808だったら100万円だして購入してしまったかもしれません。もちろん、858も魅力ですが、Tubelessはそれだけ捨てがたかったのです。


次に、Mavic Comete USTも検討しました。Zipp NSW 808 Tubelessと同じくインナーリム19mmで魅力的でしたが、リム高62mmは少し物足りなく(見た目)、悩んでいました。それ以外に重量も比較的軽く、ブレーキの評判も良く、本当に弱点の少なそうなホイールでした。


他にも検討しましたが、80mm前後のディープリムでTubelessもしくは、Tubeless readyは思いのほか選択肢がありませんでした。Mavic Cometeと競合する62mm前後は各社揃えていましたので残念です。他の見方すれば、80mmは中途半端なのかもしれません。80mmを選択するのであれば、通常はディスクホイールを選ぶのかもしれません。Campanolo BoraもTubelessで前輪77mm、後輪ディスクでをだしてきました。でも、後輪に77mmはありません。


最後に残ったのが、Swiss Sideでした。試しに見てみると、比較的お手頃な価格帯。しかも、Kona連覇のLangeが選択したホイールでした。さらに、調べると、DT Swissと共同開発で、 DT Swiss ARC 1100 DICUTとリムを共有しているとのことでした。ということは、Kona 4連覇を果たしたDaniela Ryfも選択したホイールということです。ミーハーなので、この事実にほぼ心が決まりました。


でも、Swiss Side Hadronは重量も見た目もTubeless Readyですが、インナーリムは17mmでやや細い。推奨タイヤサイズも、23mmで25mmはコンフォート志向の場合にリアのみと記載があります。25mmタイヤを前提で考えていたのでこれはひっかりました。転がり抵抗は、23mmより25mm、25mmより28mmが低いと聞いていたので。少しでも抵抗を減らして楽したい(楽しないと完走できない...)立場としては迷いました。しかし、別のサイトのベンチテストの結果を見ると必ずしも25mmが23mmを超越するわけでないこともわかりました。ということで、Swiss Side Hadron Ultimate 625/800に決めました。ちょうどセールでしたし。


ところが、セールの影響か、それともそもそもの生産数の問題が、Hadron Ultimate 800が売り切れでした。がっかりしている間に、セール期間終了。まさかのモデルチェンジに期待しましたが、その様子ものなく、再度検討しましたが、多少重たくなる、Hadron Classic 800を後輪に、Hadron Ultimate 625を前輪に決めました。ClassicとUltimateの違いは、スポークとハブのようです。Classicの方がややコンフォートに振っているようです。リムは同じようなので、どうしても不満があれば組み替えればいいと割り切りました(少し安いですし)。

Swim Bike Run

Diary and Archive About my triathlon experience. Willing to be a hub of Canyon Aeroad and Speedmax owners.

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