まだ外での実走は200mぐらい、トレーナーもZWIFTで2時間ぐらいですが、セッティングしているうちに気になることがいくつかあります。Speedmax特有というよりも、他のトライアスロン用TTバイクにもある問題かもしれませんが、他はわからないのでSpeedmaxの課題としておきます。
さて、以前も書きましたがHydrationはなかなか大変そうです。特に2019年モデルはそれ以前のものよりも複雑になった気がします。レース時以外の実用性には疑問があります。
写真のように三分割されます。エクステンションステーを挟んで前後と、それに蓋をするような構造です。蓋のようなものは本当に蓋なので、このような構造を取る理由があったかは別として、特に問題はありません。
しかし、Hydrationとして液体を貯留する部分が前後にに分割されることに不安が3つあります。
1) つなぎ目は二重シールのOリングになっていますが、つなぎ目から液体のリークが心配。ハンドル周りがベタベタになるばかりか、錆など劣化に繋がらないか気になります。最初は良くても経年変化でどうなるのでしょうか
2) 中に入れた液体多分全部使いきれない。これはこのHydrationだけでなく、XLabのものもそうでしたが、この構造は特にそれが多くなる気がします。
3) 多分きっちり洗えないし、乾かせない。到着後、気が焦ってすぐに洗ってみましたが複雑な構造なのですすぐ以外難しそうです。哺乳瓶の洗剤につけ置き対応することになりそうです。しかも、乾きにくい。水分が抜けるように傾けても、水は抜けきれません。振ってもダメでした。衛生管理が大変です。
更に運用も面倒です。自転車に組み付けてからじゃないと液体を入れられない。これはいいとしても、液体が残ったままでは取り外せないのは、非常に面倒です。レース後の片付けの時に炎天下にさらされた液体をすすらなければなりません。炎天下に放置したボトルを飲んでお腹を壊したことがあります(笑)
組み付けも結構大変です。ちょっとなれてきましたが、エクステンションのDi2スイッチのケーブルを避けなければならないし、嵌め込むのに結構力が要ります。
ハンドルをいっぱい切って合体させます。おそらく、2018年以前のモデルはもっとシンプルだったはずです。エクステンションのステーをこの位置にした結果こうなったのはわかりますが、使い勝手は完全無視です。個人的にはCanyonらしくないです。
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